【技適マーク】海外版スマホは国内で使えるの?【電波法】
こんにちは!北基です!
スマートフォンといえば近年爆発的に普及し、今や所持していない人の方が珍しくなってきました。
そんなスマホですが普通に契約しお店で買っている人は恐らく問題ないのですが
SIMフリーのスマホをインターネットで、特に海外から購入するときは注意が必要です。
では何が問題なのでしょうか?
今日はその辺りを掘り下げていきたいと思います。
■目次
【海外版スマホのメリット、デメリット】
・メリット
①SIMフリーで使える
日本でドコモやau、ソフトバンクなどのキャリアで購入するのと違い、海外版のスマホは最初からSIMフリーになっているのでSIMカードの契約さえしていれば直ぐに使うことができます。
機種変更したい時もSIMカードを入れ替えるだけなので簡単です。
ただしSIMカードの規格が合っていないと使えないので注意しましょう。
②デザインが豊富
海外版のみのカラーやデザインがあります。
そしてdocomoやau、SoftBankなどのロゴが入っていないのでよりスマートな印象になります。
③システムのアップデートが早い
海外版は国内版よりもシステムアップデートが早く行われる傾向にあるようです。
早く新しいシステムを使いたいという方には大きなメリットになるでしょう。
・デメリット
①おサイフケイタイが使えない
おサイフケイタイは日本独自の物なので海外版には付いていません。
普段からおサイフケイタイを使っている人には大きなデメリットになるでしょう。
②サポートが無い
海外版を個人輸入した場合海外製品なので国内のサポートを受けることができません。
日本のメーカーの物でも対応してもらえないので注意が必要です。
③ワンセグがない
海外製品なので日本のワンセグの電波を拾うことができません。
④技適マークがない
これが一番の問題です
次の項で詳しく見ていきましょう。
【技適マークのないスマホを使うと罰せられる?】
・技適マークって何?
技適マークと言われても何のことやらわからないという方が大半でしょう。
まずこれが技適マークです。
このマークは総務省から、日本であらゆる通信を許可されているという証なんです。
逆に言えば
技適マークがない機器では通信が許可されていません
もちろんこのマークがなければスマホもNGです。
・電波法違反
技適マークなしのスマホを使うと電波法違反と見なされる恐れがあります。
具体的には一年以下の懲役または100万円以下の罰金と定められています。
一部例外はありますがそれも
訪日外国人や海外在住の日本人が一時的に使うのはOK
というものなので日本在住の日本人が使うことは基本的にNGです。
なので安易に海外版スマホに手を出すことはお勧めしません。
【まとめ】
海外版スマホにはメリットもデメリットもありますがそもそも法に触れるので
国内では使えません
国内で購入する場合は大丈夫だと思いますがネットなどで疑わしいい場合は
ちゃんと確認を取るか、購入自体を控えた方が無難でしょう。